「いいけど」
いいって言ってるわりには機嫌が急降下した気がする
「あ、あ、あの…」
「なに」
うわっ機嫌悪いな、
「かっ、かっこいいですよ!」
自分でも思った
私なにいってるんだろ!?
「あ!ちがうんです!えっと、これはその…」
「ぷっ…」
え?
「ははははははははは!笑」
さっきまであんなに機嫌悪かったのにいきなりご機嫌急上昇!
「なんで笑うんですかっ‼」
「ごめんごめん!かわいかったから」
と、まだ笑いながら言ってきた
かわいかった!?私が?!
「うそだよ」
「え…」
なんかズキッ!と心にささった…
「それもうそ」
「え!?」
そういって彼は笑った
「あ、そういえば俺の名前は蓮条愛途」
「蓮条くん?」
「んや、愛途でいいよ」
「…それは無理……」
「じゃなきゃ返事しねーし」
「あ…」
「………」
「愛途!」
はずかしっ!
「よくできたな♪」
次の瞬間
ちゅっ
「っ!」
「あ、もー帰らんといかん」
逃げるみたいに去って行っちゃった
と思ったら、走って帰ってきて
「携帯かして!」
っていいながらまだいいよ、なんていってないのにとられちゃった!
「はいあげるー!じゃねー」
あげる、じゃないよ
最初から私のです!!
「まぁいいやっ!帰ろっと」
