「おい、チビ!!おまえ本当はオンナだろ!」

そう言って蹴りつける。



小さくなってそれを耐え続ける地獄。地獄―――。




「リタのまえにあたしを倒しなさいよ!」

真っ暗なそこへ落ちていく寸前、いつもの声が聞こえる。




「・・・ミア。」



つぶやいたはずの声は声にならなくて僕の意識は途絶える。