歩いていると、同じクラスの女子たちに会った。

「なに?堀川さんと2人!?もしかして出来てんの!?」

「違っ…」

否定しかけて…辞めた。
否定しても無駄だとわかっている。僕は何も言わなかった。


すると、突然堀川さんが口を開いた。

「そうだったら、悪い?」



言葉が出なくなってしまった。


今の言葉は…空耳じゃない?