「ふぅ…食った食った。満腹〜。」



満腹で気が緩んだ僕は、気になっていた、あのことを言ってしまった。







「そうだ、母さん。今日、このマンションに住んでる、同じクラスの女の子と話したんだけど…」



「何?その娘に惚れたの?」



「違うって!話は最後まで聞いて!
その娘の横顔が…なんとなく母さんに似てたんだ。俺の見間違いかも、だけど。」









母の顔色が変わった。