「えぇ〜?俺、疲れてんのに…」

言いかけて、辞めた。母にたてついたら、どんな仕打ちが待っているか…
諦めて、外に出ることにした。


行くあてもなく、ぶらぶらと2〜3時間ほど歩いていたら、何時の間にか辺りは暗くなり、人もまばらにしか見えない。


「やべ…帰り道分かるかな?」
田舎故に、街灯もあまり見当たら無い。


この年で迷子なんて御免だ。とは思うものの、流石に少し不安になってきた…