「俺先いくわ。」


「えーー零桜ーー、下駄箱で待ってろおよー」

「はいはい」











・・・・十五分・・・・・



遅い。


翔太おそい。



「れーーーいーーーらーーー!!!!」



やっときた。


まじ遅い。


「おそい」


「ごめんごめん!あっ聞いて!彼女できた☆」



「あっそ・・・・・はっ?」



「美和ちゃんって言うんだー」


「は・・・ありえねぇ、このたらしが。」



「はっ?たらしじゃねーし!!美和ちゃん見たとき

 こう、ビビッって来たわけ!!」



ありえねーだろ。

十五分の間に何があった・・・


「どーせギャルだろ?しかもお前遊びだら?殺されるぞそろそろ。」


「ギャルじゃねーし。たらしでもねーし、遊びでもねーわ!!」


「はいはい・・・」


「明日から一緒に帰ることになるから☆」


「どうぞご勝手に。」


「零桜も一緒だから☆」

「は?俺邪魔やん」

「美和ちゃん一人だと恥ずかしいから、友達連れて帰るって☆」

「で、俺はその友達と話しとれって事?」

「そういうこと☆」





まじかよ・・・・・。


「そんな嫌な顔すんなって、俺の恋愛継続させるためにな?」


「・・・」


「そんな、顔で全拒否すんなよー、あっ、隣町の甘蜜屋んとこのパフェおごるから!!」


「それなら・・・」


パフェつきならよし。

俺は大の甘党。あそこのパフェはでかくてうまいから・・・


パフェ楽しみだわw