最後の夜空

「だめ?厘、僕のこと嫌い?」

「嫌いじゃないですけど……」

「じゃぁして♪」
私はたくみさんの頭を撫でる。

「ねー厘。なんで僕がこんなに
厘に甘えてるかわかる?」


急に真面目な顔で聞いてきた。
私は
「わ、わかりません。」