「真木っ大丈夫かしっかりしろ!!!」 地面に転がっていた真木がゆっくりと身を起こした。 その表情は苦しそうで。 顔のアチコチから切れて血が出ていた。 「真木っ…」 思わず触れようとすると 「…どういうつもりですか?」 強くその手をつかまれて 鋭い視線で睨まれた。