「…は? 何言ってるんですか?」 自分でも驚くくらい冷静な声が出た。 でもそれとは反対に、心臓は物凄い速さで動いてて。 『大学の同期に誘われた! そっちが遊んでるならコッチだって遊んでやるんだからな!! あー人生初の合コン超!楽しみ!しかも相手はイケメン揃いのサッカー部!じゃ!!!』 固まる俺に畳み掛けるようにそれだけ言って、電話は切れた。 …は? なんだよ合コンって。 イケメン揃いのサッカー部? バカ言うな。