生意気なKiss





…やっぱり嫌だ。




あいつのせいで部活にも集中できない。

満足に遊べない。





あたし



このまま終わりとか




絶対にしたくない。






だってもうこんなに




好きになっちゃんったんだから






「…責任取らせる」



「は?何言って…」




手を払いのけられた金髪男が唖然とした表情で見てくるが、お前のアホ面に興味はない。




「若葉あたし帰る!」


「え!?」




こんな所でこんなことしてる場合じゃない!




早く…!!!




「…いた」