「センパイ!」 「ごめん!待った?」 「全然♪」 待ち合わせ場所に行くと既に真木は到着していた。 「珍しいですね♪センパイからデート誘ってくれるなんて♪」 嬉しそうにそう笑う真木が自然にあたしの手を握る。 「ま、まぁ…これからさすがに受験勉強で忙しくなるし。 あ…会える時に会っとかないと…な!」 「そうですね、じゃぁ今のうちにいっぱいキスしとかないと♪」 近づいてくる真木の頭を思いきり殴った。 「センパイ…暴力はよくないですよ?」 「おっお前が悪い!!!」