・・・・

今日は、久しぶりのデートだった。
でも…

「ごめん、デートが出来なくなった。」

「え…??な、なんで…?」

「バ、バイトが急に入ってさ…」

その言葉に私はムカついた。
普通なら、「そっか、わかった」などと言えば良い話なのだろう。

「また、バイト?いつもじゃない!!
デートだって、そのせいで出来てないんでしょ!?」

そう、遥はいつもバイトバイトって…。
 リ ア
「莅亜…分かってくれ。」

遥は、申し訳なさそうに言うがその時の私には、すぐに許せるような余裕は無かった。