「俺様くん、プリン買ってきました!!」

午後の授業は睡魔との戦いであまり頭に入らなかった。

それから掃除やら何やら。あっという間にHRの時間。

またも保護者気分で迎えに行った。朝と同じような場所を歩いていた。


「おはよう!」

「はよ」

「午後はよく眠れましたかい?」

「そこそこ」

「うん。かなり寝たな?今起きたな?あれ、もうこんな時間?って思ったな?」

「あんまツンツンすんな。エベレストか」

「あ、朝のやつに対抗してきた。つかチョモランマもエベレストも同じじゃん。ツンツンの度合い一緒だよ?ねえ」

「あ、俺今エベレストから蹴落とされた。俺軽傷」

「私のパクりか?てか無敵なの?8,000メートルから落とされて軽傷とか。奇跡?」

「馬鹿が。正確には8,848メートルだ」

「あぁ、そっちをツッコむのね」



少しはずれてますよ、南さん。