「だからね、明るいってイメージから考えたら向日葵だって思って...」
「向日葵?」
「うん。向日葵ってさ元気に太陽の方向いて咲くじゃん?
なんか、もうその時点で
“わたし、脚光浴びたいの”みたいな!」
...無理矢理すぎた?
「ハハッ、なんだそれ~
向日葵 そんなこと思うかぁ?」
「え~でもさ、夏に咲くし元気なイメージ...だもん...」
だめだ、だんだん自信がなくなってきた。
向日葵を選んだのは、今あたしが言ったののほかにもうふたつ理由がある。
...向日葵は切るのが難しそうだから。
これで居残りの日数をもっと増やそうって思って...
でも川口君には本当に悪いことしてるよね、あたし。
ごめんなさい!
でもします!
あと一つの理由は...

