「夏音!」
咲が戻って来た。
「ねぇ咲…今の時間って…何?」
今、疑問に思ってることを咲に言った。
「あれ、絶対川口、夏音のこと好きでしょ!何あれ」
「やっだ、やめてってば~///」
あたしは再び、咲の肩を軽く叩く。
…期待しちゃうよ…
「だって、昨日あれ言われたんでしょ?
なのにわざわざ、言いにくるとか…
しかもほら!今、見て!」
いつもはクールな咲が焦ってる。
咲が指した方をみると、
川口君が男友達に囲まれながら…
腕をつつかれたりして冷やかされてた。
当の川口君は顔を真っ赤にして抵抗してる。

