もう... 不満の声を心でもらす。 3組に入ると担当の先生が声をかけた。 「おっ2組来たな~。えーっと、百瀬と川口。ん。 じゃああそこに隣に座ってくれ」 先生が指差した席に川口君は進む。 ...ちょっと待て。 お隣ですか? あたし、歩くだけでもあんなに緊張してるのに... 生きて帰ってこれるか心配だ。