「川口君っ」
下足に行くと、扉にもたれかかってる川口君が目に入った。
「おっそ!上で何してたん?」
「ぇ、や...考え事を...」
なんて嘘で、夢だと思ってずっと信じれてなかっただけ。
今もあたし、顔真っ赤だろうな...
「罰として、アイスのおごり~」
「え~!ひどいよ!1分くらいしか待たせてないもん!」
「1分もここで待ってた俺の辛さ...分かるか?」
「わっわかりません!!!」
「ハハッ。
おごりは冗談だけどなんかしてもらおっかな」
靴を履いて川口君のもとに向かう。
なんかって...なんだろう?

