「...へ?」
「ぁっごめん...!...なんもない」
川口君は困った顔をしながら、頭をかいた。
ムリムリムリ!
言うのやめるの気持ち悪い!
「何?言って!」
みんなが騒がしく帰っていく中、あたしは川口君の前に行った。
「...ゃ、対して大事なようでもなかったなー...と」
「えぇ...」
なんかショックだよぉぉ...
あたしが肩を落としてると、川口君の友達が来た。
「おい、夏輝。お前何言ってんだよ。
今日、百瀬誘うって...」
「うわぁぁぁぁぁ!////」
確か、大谷君だったけ...?
その子が、川口君にそう言うと川口君は顔を真っ赤にして、
焦りながら大谷君の口を押えた。
「...?」
あたしの頭にはクエスチョンマークが浮かぶばかり。
でも、百瀬ってワード出てきたような...?

