ふと、気がついたら、翔にいちゃんがいて、体温計がはさまれてた。
「真奈ちゃん、起こしちゃったね。どう?しんどい?」
「うん、大丈夫」
体温計がなって、翔にいちゃんがみた。
「熱が出てきたみたいだよ。どこか、痛いとかある?」
「ううん、わからない」
「そうか、水飲めるか?」
「うん」ってお水を受け取って飲んだ。
「ちょっと、喉みたいから、口開けて・・・あーんっ・・・はい、いいよ。風邪だね。ちょっと赤くなってるよ」
「胸の音も聞かせてね」って聴診器を当てられた。
「咳は大丈夫そうだね。」

食欲はなくて食べられなかったけど、お水飲んだりと水分だけは大丈夫だった。