「ちょ、なに神河魁兎と仲良くしちゃってんのさ?!それにいつから仲良くなったの?! 詳しく教えなさいよ」


「はいはーい」


そのあと言うまでもなく詳しく聞かれた。


「あー、疲れた」


神河君とはただ話してただけなのに何であんなに聞くのかなぁー…


まぁ、誤解されたら困るから聞いてくれたほうがいいけど…


あーもーわかんない。


てか、この性格直したい…。わかんなくなると何でも放り出しちゃう性格。


エリみたいに几帳面になってみたいわ。


そんなこと考えてると三時間目がはじまった。


二時間目はエリと話しててサボり♪


まぁ、そのおかげでかなり疲れたけどね。


「ふぁ~…やっぱり眠い」


さっき寝そこなったから今度こそ寝るぞ♪


そう決断し眠りの体制に入った。


「..zzZZ..zzZZ」


「バシっ…」


ん、何か頭が痛い…。


と思ったらまた……


「バシっバシっバシっ…」


「いったーーーーい!そんなに叩く必要ないじゃん」


「起きないほうが悪い。いいか?授業終わったら職員室の俺のとこにこい」


「めんど…」


「あ?何か言ったか?」


うざ…。数学の先生本当むかつく!!


殴り倒してやりたい。むかつくむかつく!!


「はいはーい」