捷太が言っていた体育館裏に着いたらそこに血を流して倒れている日向と隣で目に涙を浮かべている捷太の彼女がいた。 俺は日向のそばに寄って声をかけていた。 「おい、どうしたんだよ?なんだよその傷」 俺は気づいたら焦って日向をオブっていた。 「おい、桜谷。こいつ俺が病院までつれていっから」 捷太の彼女はびっくりした顔で 「お願いします」 俺は急いでいたので捷太の彼女がずっと頭を下げているのには気づかなかった。