「はふんっ」
 だんだん、少しずつ早くなってきて、思わず腰を動かしてしまう。
 眩しいライトを抑え目にした部屋は、淡いピンク色に染まっていて。
 余計にどきどきしちゃうのは、気のせいじゃないですよね?
 ぐんぐん、高まるのは、きっと、眼鏡がないからだと、私は思います、はい!
 ぴちゅぴちゅと、自分の指を舐めてから、ナオ君はいつの間にか取り出したコンドームをつけて、準備万端です。もちろん、私も準備万端です。ぴっくぴくですよ?