「顔、紅いけど?」
「あ、ななな、なんでもないの。本当、大丈夫!」
ま、まずはごまかせ、誤魔化すのよ、瑠璃!! 私はやれる子っ!!
「って、あ、あれ? みんなは?」
気が付けば、皆がいない。薄情にもあの明日香さえもいない。酷いな、もう。
「もう遅いからって、さっき帰ったけど?」
そういって、彼は首を傾げた。
「ひっどーい、夜はこれからっていうのにっ!! ねえ、あなた、これから暇?」
「じゃなきゃ、ここには居ないけど?」
おどける様に彼はいうと、ニヒルに笑いました。
うう、そういう笑顔も、ちょっとミステリアスで素敵……いやいや。
「じゃあ、これから徹カラ行くよっ!!」
「喜んで」
そうだった。場所変えて、カラオケ屋に行ったんだ。
それから、えっと……またお酒飲んで、がんがん歌って……あれ?
えっと、思い出すのよ、きっときっと覚えてるはずっ!!
うーんうーんと捻り出すように記憶を手繰る。あともう少しで思い出せるような……あああっ!!
「あ、ななな、なんでもないの。本当、大丈夫!」
ま、まずはごまかせ、誤魔化すのよ、瑠璃!! 私はやれる子っ!!
「って、あ、あれ? みんなは?」
気が付けば、皆がいない。薄情にもあの明日香さえもいない。酷いな、もう。
「もう遅いからって、さっき帰ったけど?」
そういって、彼は首を傾げた。
「ひっどーい、夜はこれからっていうのにっ!! ねえ、あなた、これから暇?」
「じゃなきゃ、ここには居ないけど?」
おどける様に彼はいうと、ニヒルに笑いました。
うう、そういう笑顔も、ちょっとミステリアスで素敵……いやいや。
「じゃあ、これから徹カラ行くよっ!!」
「喜んで」
そうだった。場所変えて、カラオケ屋に行ったんだ。
それから、えっと……またお酒飲んで、がんがん歌って……あれ?
えっと、思い出すのよ、きっときっと覚えてるはずっ!!
うーんうーんと捻り出すように記憶を手繰る。あともう少しで思い出せるような……あああっ!!
