「だ、だって……アレ以上、瑠璃ちゃんの部屋汚すわけにはいかないし……それに、僕もやりたいし……も、もちろん、マッサージはするよっ!! いっぱいいっぱい! ハンカチのお礼の分も一緒にっ!!」
「ハンカチ?」
今、初めて聞くワードを耳にしましたぞ?
「お、覚えて……ない?」
ちょっぴり悲しそうな顔で、私をベッドに横たえると、ナオ君は話し始めました。
「僕が小学1年生のとき、一緒に遊んでたときに、貸してくれたんだよ?」
「ちょっと待ったっ!!」
ここは突っ込ませてください。
なんで、そこで、小学生の話が出てくるんですか!?
「って、ことは、もしかして、合コンのとき……初対面じゃ、なかったのっ!?」
思わず私は声を張り上げる。
「その、随分綺麗に変わってたから……別人かとも、思ったんだけど……」
そういって、ナオ君が取り出したのは、古ぼけた愛らしいキャラクターのついた、綺麗なハンカチ。
「あああっ!! それ、私のっ!!」
そのハンカチの端にはしっかりと、黒の油性マジックで、「ふじさきるり」と書いてあった。
「ハンカチ?」
今、初めて聞くワードを耳にしましたぞ?
「お、覚えて……ない?」
ちょっぴり悲しそうな顔で、私をベッドに横たえると、ナオ君は話し始めました。
「僕が小学1年生のとき、一緒に遊んでたときに、貸してくれたんだよ?」
「ちょっと待ったっ!!」
ここは突っ込ませてください。
なんで、そこで、小学生の話が出てくるんですか!?
「って、ことは、もしかして、合コンのとき……初対面じゃ、なかったのっ!?」
思わず私は声を張り上げる。
「その、随分綺麗に変わってたから……別人かとも、思ったんだけど……」
そういって、ナオ君が取り出したのは、古ぼけた愛らしいキャラクターのついた、綺麗なハンカチ。
「あああっ!! それ、私のっ!!」
そのハンカチの端にはしっかりと、黒の油性マジックで、「ふじさきるり」と書いてあった。
