「ごめんね、大変だったでしょ? ベッドも朝ごはんも」
「ううん!! そ、そんなことない! そ、それに……僕のせいでも……あるし」
 うん、なんとなく分かるよ。今の状況見てたら。
「私が倒れた後、何回かやったんでしょ?」
「うん……えっと……5回、くらい?」
 ……はい?
 このだるさは5回分、イった時のだるさですか?
 きっとサバ読んでるなと思いつつも、あえて言わないで置こう。
 美味しい朝ごはん用意してくれたし。あの酷いベッドを寝れるところまで直してくれたんだから、それでよしとしよう。

 だがっ!!