いや、それよりも、この体の状況はどういうこと!?
 いやいや、それよりもまず、突っ込むところは……。

 ぐうううう。

 すみません、まずはご飯のようです。
「もうすぐご飯、できるから、もう少し待っててくれる?」
「は、はい……」
 ナオ君はそう言って、またキッチンに戻っていきました。
 部屋の扉を空けたときに香った、あの美味しそうな匂いがいけないのよ!

 うう、私のお腹の音、聞かれちゃった……かな?
 私は思わず布団の中にうずくまった。