はあああああ!!!!
 ああ、あれあれ!? 純朴な直樹君はどこへいらっしゃったんですか!?
 ききき、危険な気がするのは、気のせいですか!?
「ああ、ごめん。ちょっと怖がらせちゃったかな」
 はあ、よかった、冗談だったんですね。一応、カムバックしてくれたってことでいいんでしょうか?
「そうだ、君のこと、教えてくれないかな? いや、ちょっとストレートすぎたか」
「は、はい?」
「君が話したいこと、全部、俺に話してくれないか。何でもいい。全部受け止めてやる」
 なんて、いわれちゃいましたよ、ええ。
 まあ、落ち着いたし、ここは一つ、付き合ってもらっちゃいましょう。とことんとっ!!
 あ、カクテルありがとうございます。

 ……………気が付いたら、私。
 見知らぬ部屋のベッドで寝てました。
 え? あれ? 確か……あれ? えっと……すっごく気持ち良い夢を見てたような気がするのは。
 えっと、気のせい?

 お、思い出して、私!!
 がばりと起き上がると、そこは、全裸の私の体があって。
 もももも、もしかして、こ、これは……あの噂のベッドイン……確定ですか!?