……誰が協力するっていってたかなー?
明日香は思っていた通り、カズ君の隣を陣取って、いちゃいちゃモードですよ、先生。
しかも、私、何気につま弾きにされてる?
一人……なんですけど。もう笑うしかないって言うか。
酒でも飲まなきゃやってらんないよ、この状況!!
と、そのときだった。
「す、すみません、仕事で遅れました……」
とやってきたのは、眼鏡で地味を絵に描いたような、純朴な青年。
大きな黒縁眼鏡があってるようであってないような、そんな感じ。
まあ、簡単に言うと、いまいち冴えない彼だった。
「もう、始めちゃってるぞ。東条」
ふうん、あの地味地味君は、東条君っていうんだ。
「あ、は、はじめ……まして……」
「こちらこそ、初めまして。藤崎瑠璃です。どうぞよろしく」
「え、えっと、東条……直哉って言います。こ、こちらこそ、よろしくお願いします」
にこっと微笑むと、彼も笑ってくれた。あら、笑顔は可愛いかも。
それにしても……直哉君ってもしかして、もしかしなくても、合コンの輪に入れてない?
まあ、遅れてきちゃったから仕方ないか。
「私、あぶれちゃったんです。良かったら一緒に飲みませんか?」
「えっ! あっ……で、でも……」
「もしかして、アルコール苦手ですか?」
一人でいるよりも、誰かと一緒の方がいいに決まってる。
「い、一応、飲めます」
「じゃあ、決まりっ!!」
そう、あぶれたもの同士、残り物同士、意気投合しようじゃないか!
明日香は思っていた通り、カズ君の隣を陣取って、いちゃいちゃモードですよ、先生。
しかも、私、何気につま弾きにされてる?
一人……なんですけど。もう笑うしかないって言うか。
酒でも飲まなきゃやってらんないよ、この状況!!
と、そのときだった。
「す、すみません、仕事で遅れました……」
とやってきたのは、眼鏡で地味を絵に描いたような、純朴な青年。
大きな黒縁眼鏡があってるようであってないような、そんな感じ。
まあ、簡単に言うと、いまいち冴えない彼だった。
「もう、始めちゃってるぞ。東条」
ふうん、あの地味地味君は、東条君っていうんだ。
「あ、は、はじめ……まして……」
「こちらこそ、初めまして。藤崎瑠璃です。どうぞよろしく」
「え、えっと、東条……直哉って言います。こ、こちらこそ、よろしくお願いします」
にこっと微笑むと、彼も笑ってくれた。あら、笑顔は可愛いかも。
それにしても……直哉君ってもしかして、もしかしなくても、合コンの輪に入れてない?
まあ、遅れてきちゃったから仕方ないか。
「私、あぶれちゃったんです。良かったら一緒に飲みませんか?」
「えっ! あっ……で、でも……」
「もしかして、アルコール苦手ですか?」
一人でいるよりも、誰かと一緒の方がいいに決まってる。
「い、一応、飲めます」
「じゃあ、決まりっ!!」
そう、あぶれたもの同士、残り物同士、意気投合しようじゃないか!
