ぐちゅっ。
「きゃうっんっ!!」

 ばちんと、電撃が来た。胸を舐められてるよりも凄くて。じんじんしてきて。
 いじられてる場所が、だんだん熱く熱くなってきて。
「ねえ、脱がしちゃっていい?」
「はう……あ……」
 濡れた手が離れていく。かさりと何かが落ちた音が聞こえたような気がした。
 けれど、それよりも、秘められた場所に指がないってだけで、おかしくなりそうだった。
「はあ……う……」
 言葉にできない。ただ、彼の手を見つめるだけ。
「もしかして、欲しい?」
「あ……う……」
 彼は嬉しそうにはにかんで。
 ぴちゃぴちゃと音を立てながら、私の濡れたつぼみを舐め始めた。
「はうんはあ、ふあ……はうっ」
 もう、何がなんだかわかんなくなってきた。
 とにかく、ふわふわして、きゅんきゅんして、ぐらぐらして、もうどうにかしてって感じで。
 そこまでいって、分かったの。
 これが、「気持ちいい」ってことなんだって。