「あのさ…言わなきゃいけないことあんだけど…」



「ん?どうしたぁ??」



歩美と奈々の提案で遊びに来たあたし
もちろん圭太と裕人、棗も一緒



行くところを決めてなかったためとりあえずファーストフード店に。



本当は行く気なかったけど
棗とのこといわなきゃだし…



お祭りから1週間。
言おう言おう思ったがなかなか言い出せずにいた



そして今言おうとするも恥ずかしくなかなか言い出せない状態。



「なっちゃん?どうしたの??」



歩美があたしの顔を覗き込む
あーあたしの根性なしぃ



「こいつ俺の女になったから」



みるに見かねたのかあたしがいう前に棗が口を開いた



棗はめんどくさそうな顔をしてコーラを飲みながら外を見る



「うっそぉ!!おめでとぉ♪」



「まぁお似合いだもんな」



すごい嬉しそうにする歩美と圭太
奈々も祝ってくれたが裕人はそこそこ祝う感じ



なんか複雑…
って!これじゃ未練あるみたいじゃん!!
やばいやばい…