ウォータースライダーにテンション上がるあたしと歩美。



滑ってはまた滑り、そして何回も滑りの繰り返し。



やっぱ何歳になってもばか楽しいわ♪



でもさすがに男子軍がついて行けないらしく、流れるプールへ。



「すごい楽しいね♪」



「だね!やばいわぁ~」



うきわにぷかぷか浮かびながら流れるあたしたち。
圭太は歩美のうきわにつかまり疲れきっていて、棗は先に上がりプールサイドのベンチに待機。



棗も来ればいいのに…
団体行動のできないやつだなぁ~



ほっぺを膨らませながら周りを見るとカップルだらけ



裕人も…どっかデートしてんのかな~



楽しかった気分も裕人を思い出せば楽しくなくなる



「歩美!圭太!あたし棗のとこ行ってくるから、2人は楽しんでて♪」



「え?!あ、うん」



歩美たちの許可をとりうきわをもって棗のところへ