甘いキスをする2人…



何でこんなのばっか見ちゃうんだろぉ
タイミング悪すぎだよね~



裕人と公園でキスしたことを思い出す。



あたしだけのものがもう違うんだ
もう裕人にとっては奈々との思い出…。



あたしに勇気があったら、あたしは裕人の隣にいたのかな…



裕人の家で遊んだりしたのに…



あの時…好きっていえたら…。
裕人はあたしだけを見てくれた?



――――――好きっていわせて…。



あたしだけを見て?
あたしの隣にいて?



叶わない願いをする。



だけどもう遅いんだと思い、涙が出そうなのを堪え笑う



隣に棗がいるんだから!!
笑わなきゃ!!



すると、突然あたしの頭を自分の方にやりあたしの目を片手で塞いだ



「俺はらへった」