のどを潤しつつてきとーに道を歩く



特にすることもなくなりふらふらするだけ。



「棗~このあとどぉする?解散する?」



「お前が決めろよ」



そんなこといわれても…
ゲーセンは棗が怒るし…



そんなことを考えながら歩き、ふと横を見るとあたしは立ちどまってしまった。



「何止まってんだよ」



棗の声はあたしの耳に届かずただただ横を向く。



てきとーに歩いた結果近くの公園の横を通った。



そこにいたのは…裕人と奈々。



ベンチに座り楽しそうに話している



それだけじゃなかった…。



あたしは2度と見たくないものを見てしまった…



ベンチに座り2人は…



―――――――キスしてた。