棗の目があまりにも真剣であたしはただただ頷いた



棗は立ち上がり何も言わずに帰っていく。
あたしもそれにつられ、てくてく歩き始めた



棗の言葉はあたしの心に響いた



裕人のこと好きでいろ…
諦めさせるのではなく、あたしの気持ちを優先してくれた



あたし棗のこと好きになれんのかな…