「にしてもあの2人すごいラブラブだなぁ」



「ほんとだよね~でもお似合いだよ♪」



圭太と歩美はあの2人のことを話す
あたしは聞きたくないのか外を眺めてしまう



眺めていると棗からの視線が。



「な、なに?」



「お前…わかりやすいな」



へ?なんのこと?なにがわかりやすいの?!



ポカーンっとした顔で悩むあたしを見て棗が少し笑う。



「「「棗が笑った!!!!!」」」



圭太歩美あたしの声が見事にはもる
棗が笑うなんて滅多にないこと、あたしたちは何故か喜びに浸る



これのおかげで忘れることができ、歩美たちと楽しく過ごした