時計の針が17時をまわり、そろそろ帰ろうかと思ったがあたしはあることを思い出した
「ねぇ!!ピアスあけて!!」
「は?今?」
「今!!あけてくれるって言ったじゃん」
「あー…んじゃお前がキスしたらな」
その発言にあたしは唖然。
一体何をいってるんだこいつは…
「してくれたらあけてやるよ」
勝ち誇った顔をしてあたしの頭をくしゃくしゃする
なんでしなくちゃなんないのさ!!
…だけどあけたい!!青いピアスつけたい!!
「じゃ…目つぶって?」
そう言うと、裕人はほいと目をつぶってくれた
あたしは徐々に顔を近づけ、触れるだけのキスをする
さっきまでたくさんキスをしていたのに
自分からしただけで顔が熱くなる
