夏休みも、あと二日。
今日は、中学からの友達の朋夏と
遊ぶ予定。

あたしたちは、街にでて、ぶらぶら
していた。
そんなとき、偶然あんたに出会った。



あっ…!
気づいてしまった。
あんたが女の子と歩いてた。


信じたくなかった。
嫌だった。


ねぇ?
嘘だよね?


朋夏の声も頭にはいらなかった。

頭が真っ白になった。


好き。
だけど、もう叶わない。






あたしは、なにしてるんだろう。



幸せになんてなれない。







帰って泣いた。
こんなとき、家族がこんなんだと
ちょうどいい。



ごはんなんか、食べれる状況ぢゃなかった。



どうしてあたしぢゃないんだろう。
あのこがあなたのカノジョなの?