あたしは、やっぱり
翔とつきあってちゃだめなのかな。
不釣り合いなのかな。

だって、こんなにも、
可愛い子が翔の
こと、好きだなんて知らなかった。


ん?あたし、なんか間違ってないか?
まず、翔に、聞かなきゃだよね!


あー、もー、なんなのよっ!
気になる…
なんで、あたしがあの子にあんな顔されなきゃならないのか
知りたい。


でも、アイツ遅いだろーな
部活だろーし。




その日の帰り
あたしは、翔を、待つことにした。

「千春ー、また明日ねー!」
「うん。バイバイ。」

多分もー、部活ん、してる人しか、
学校にいないと思われる。


「翔まだかな…」

まさか、あの女のこに
告白されてるとか?
もしくは、翔が告白してるとか?

最悪なことしか
考えらんない。


あの子は、あたしに恨みがあるよね。


怖いな。

こんな時にあんたは、
いつもいないよね。


ばーか。



そんなこと考えてる内に
あれから一時間たってたらしい。


いつのまにか
部活帰りの人たちが
学校から一斉に出てくる。


そのなかに見つけた


翔ーーーーっ♪


でも、おっきい声で呼んだらまた
怒るから静かにしてた。


「おいっ?」

「千春なにやってんの?」

「翔待ってた。
話があるの。」

「なんだよ?
別れ話なら聞かねーぞ。」


あたしのこと思ってくれてるんだ。

「あたしと、付き合う前に一緒に歩いてた、女のこって、誰?」

「そんなやついたっけ?」
「ごめん。俺記憶ない。」

「ならいーし。」





また、あたしは、可愛くない。
ほんと、可愛くない。


結局あの子は、
なんだったんだろー。
翔は、そんなに、興味なかったのかな。
だと、嬉しいな♪