「ねぇ、ママ。
私に料理教えて?」
若「料理?
いきなりどうしたの?」
「ちゃんと愛したいって思える男の人に出会ったときに手料理ふるまえる様になっておきたいの!!」
若「そうね。
男を落とすにはまず胃袋からって言うもんね。
それじゃぁ学校が終わって、夕飯作る時に教えてあげる。
毎日はしんどいと思うから少しずつ、日をあけて教えるからね。」
「うん!!」
ママは本当にすごい。
美人だし、家事できるし、料理上手だし……憧れる。
出来すぎる親を持つと子供は自分を悲観するって言う人もいるかもしれないけど、私は正直自慢できるし純粋に1人の女の人としてすごいと思う。
だから自分もそうなりたい、と思い努力していこうと思える。
それに出来すぎる親って自慢できるしw
「ねぇ、ママ。」
若「何?」
「私、ママとパパの子供でよかった。」
若「ふふっ……私も心愛と心がママの子供でよかったって思ってるわよ。」
……家族っていいよね。
私も将来絶対こんな家族作って見せるんだからね!!
-end-
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