育「心、絶対卑怯なことに手を染めるな。
お前はお前の意思を貫け。
これは俺が言えることではないが…女遊びはするな。
1人の女を愛せ。
じゃねぇと後悔するぞ?
俺もかなり悔やんだからな。
あと…仲間を作れよ。」
心「わかってるよ。
……俺、頑張るから。」
育「あぁ。」
と、こんな感じで了解を得たわけだが…まぁあの時の衝撃的事実には驚かされた。
条件通り俺は俺の意思を貫き、その結果総長をしている。
心愛は最初納得してくれなかったが、今では応援までしてくれている。
悪いと思った事は何度もある。
買い物にも満足に行けねぇし、したい事だってあんまり出来ない生活……不満は募るばかりだろう。
それでも、自分勝手だと罵られようが俺は暴走族に入った事は後悔していない。
今、俺の支えてくれる仲間がいるから…
引退の日まで、俺は俺らしく心愛や仲間を守っていく。
-end-
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