若「そうとなれば心愛にもちゃんと説明しなくちゃね!」
「わかってるよ。」
若「心愛が納得するまで説明するのよ?
今までと違う生活になるんだから…。
あ、ご飯の準備してくる!!」
ばたばたと慌ててキッチンへ向かった母さん。
…なんか見た目若いから母さんだと思いづらいんだよなー。
昔もててたんだろうな。
育「若葉はやらんぞ。」
ぼーっとそんなことを考えていたらいきなり父さんが言ってきた。
「はぁ!?
実の母さんを好きになるわけねぇだろ!?」
育「…若葉はいつまでたっても可愛いからな、心配なんだよ。
キャバクラで働いてた時も人気だったんだぞ?
しかもsakuraの№1.」
へー、キャバクラで……って
「はぁぁっ!!??
母さんあのsakuraで働いてたのかよ!?」
育「知らなかったのか?
未成年だったのに歳誤魔化してやってたんだよ。
あ、だが枕はしてなかったからな。」
…衝撃的事実を知ってしまった。
初耳なんですけど…。
育「あいつも…色々大変だったからな。」
色々、が実に気になるけど触れてはいけないような気がしたから触れなかった。
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