2人をベビーベッドに寝かしたあと、そっと後ろから抱しめられた。
「どうしたの?」
育「…別に。」
「別にって…仕事、何かあったわけ?」
育「ちげぇ。
……ただたまには俺を見ろよ。」
「は…?」
育「っ…だから!!
子供ばっかかまってんなって言ってんだよ!!」
育斗の顔を見るために後ろを向くと、若干顔を赤くしていた。
…っていうか子供ばっかって何それ。
もしかして…
「…嫉妬?
子供に妬いてたわけ?」
育「悪いかよ。
俺達は親になったがそれ以前に夫婦だろ?
……子供ができても俺の一番はお前だ。」
「えー、私は子供が一番かな。」
育「はぁ!?
…子供作るの早すぎたか。」
「嘘だって!!
まぁ嘘ではないけど。」
育「どっちなんだよ。」
さらに拗ねている育斗…
なんか子供が3人いるみたい。
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