目をあけると病室のベッドの上にいた。
ふと手に暖かさを感じて横を見ると、育斗が私の手を握りながら寝ている。
そしてお腹の重みがなくなったことに本当に産まれたんだなと思った。
少しすると育斗が目を覚ました。
育「……はよ。
体、大丈夫か?」
「おはよう。
もう大丈夫だよ。
まぁ違和感はすっごくあるけどね。」
育「そうか……ありがとな。
俺すっげぇ幸せだ。
これからも頑張っていこうな。」
「うん…。
育斗が旦那さんでよかった。」
育「当たり前だろ?
俺が旦那でよくないわけが無い。」
「…ややこしい言い方するね。」
育「うるせぇ!」
それからゆっくりと歩いて赤ちゃんに会いに行った。
すごく小さくてかわいい…。
私達の子供達…
「これからよろしくね。」
-end-
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