私のそんな感情を読み取ったのか、育斗は顔を若干赤らめた。
育「お前が薬飲んだりして頑張ってんのに、俺だけなんもしねぇなんて出来るわけないだろーが。
俺だって力になりてぇって思ってたし…。
と、とにかく明日は朝から病院だからな!!」
顔を赤くしながら早口で言う育斗……可愛いんですけど。
きちんと考えてくれていた事に対して嬉しくなってきた。
「ふふっ……うん。
一緒に行こうね!!」
それからも吐き気…つわり?に悩まされながら2人で眠りについた。
翌日の朝、すぐに病院へ行った。
前に3人ほど人がすでにいたので椅子に座って待っていた。
育斗はその間私のお腹を撫でてきた。
看「花森さん、花森若葉さん。」
「はい。」
順番が来たので2人で診察室へ入った。
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