検査を受けるまでも育斗との行為は続いた。
育「もう結婚して半年か…。」
「そうだね。」
育「そろそろ子供欲しいな。」
子供、という言葉にズキっと胸が痛んだ。
「…そうだね。」
育「どうした？
元気ねぇけど…なにかあったのか？」
「何も無いよ。
ただ育斗が激しくするから疲れちゃったの。」
育「ははっ…若葉が可愛い反応するからだろ？
まぁいい、寝るか。」
「うん。
………お休み。」
育「お休み。」
それからすぐに育斗の寝息が聞こえてきた。
もちろん私は眠れるはずが無い。
……子供か。
もし出来ない体だってわかったらどうしよう…。
何も言わず離婚届を置いて出て行こうかな。
そんなことを考えながらずっとすごした。
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