ゆっくりと育斗の方へ顔を向けると、怖いくらいの笑顔だった。
育「まだ何かあるか?」
「い…いえ……。
すいませんでした…。」
育「勘違いして家出たあげく、男と一緒だったなんて…許すわけねぇだろ。
今夜が楽しみだな、若葉。」
とてつもなく楽しそうに黒笑いをする育斗。
……なんか私やばいよね。
「え…や……本当に申し訳なかったです…。」
育「悪いと思ってんのか?」
「もももちろんです!!」
育「そうかそうか。
だったら……
今夜ベッドでそれを証明してもらおうかな。」
次の日、腰が痛すぎて一日動けなかった事は言うまでもないだろう…。
勘違いには気をつけよう…。
-end-
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