「弱くなってもいいじゃねぇか。
その分俺が守る。


むしろ弱くなれ。
俺なしじゃ生きていけねぇくらい弱くなれよ。」



若「育斗……。」



「どんな奴からもどんな物からも守ってやる。
だから俺から離れんじゃねぇぞ?」



若「うん!!」




それから若葉を姫抱きにし、マンションからでた。
車の中でもずっと手を繋いでいる。






「あ、明日から仕事いかなくていいぞ。
辞めさせてもらったからな。」



若「えぇ!?」



「もう危険な目にあわせたくねぇし。
俺の傍にいろ。」



若「あ…そうだよね。
昼の仕事にはああいう人がいるもんね…。」



「……あぁ。」



若「わかった!!
育斗の近くにいるね!!」



だから昼より夜のほうがそういう奴がいるんだぞ、と言おうとしたがまた働きたいと言われたら困るからやめておいた。



本当に……世間知らずな奴だな。







まぁそういうところも好きだけど、な。





仕事-end-

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