誕生してから、当たり前のように時はすぎ……
私は小学校2年生になった。
その頃から父は私に妹や弟の世話を任せてよく、パチンコに行っていた。
給料日や、少しお金があるときに。
母が、働いたお金も持っていったりもした。
生活費まで使い込む父を止めるため、母がついていくことになった。
母は、ごめんね。と私に一言言いました。
その頃の私はあまり意味を理解していなかった。
今なら母の気持ちが痛いほどにわかる。
あの時に謝ったのは、こんな親でごめん。もっとしっかりとした親になりたかった。
そんな気持ちがこめられていたんです。
そのような事はかなりの年数をかけて頻繁にありました。
私が小学校4年生になったとき。
体調が悪かった母は入院した。
胃潰瘍だったのです。
あと一歩で穴が空く寸前だったそうです。
当然父は遊びに繰り出していました。
2年生の妹1年生になったばかりの弟。
そんな子たちに、下手くそながらご飯を作って。
洗濯や掃除、茶碗洗いもした。
母が退院になって、また前のようになった。
違うのは私がよく家事を手伝うようになったこと(笑)
