そして、階段の手前に来たところで
いきなり後ろから怒鳴られた。
あのフーリガンの男だ。
私たちは、無視するように歩き出した。
すると、フーリガンの男は
私の肩をつかんだ。
私は、ひっと声をあげた。
優斗は、状況を確認したみたいで
フーリガンの男に
「やめてください」
「彼女も嫌がってるじゃないですか!」
と少しやさしめに注意した。
フーリガンの男は謝るどころか
優斗につかみかかった。
「おい! に~ちゃん」
「俺に喧嘩売ってんだよ。」
「相手してやるぜ」
と言ってきた。
優斗は、フーリガンの男を
鋭くにらんだ。
私は、
「優斗、もうやめよ」
「こんな人ほっとけばいいよ」
と言った。
すると、優斗は少し落ち着いた感じだった。
しかし、相手のフーリガンの男は
ぜんぜん変わってない。
「おい!何、睨んできてんだよ。」
「やんのか、コラ!?」
と怒鳴り続けている。
そして、フーリガンの男は
暴れだした。
優斗は私をかばおうと私の前に立った。
優斗は、フーリガンの男に殴られた。
3,4発殴られている。
なんとかしなきゃと
「もうやめてください!」
っと言った。
すると、フーリガンの男が
私に殴りかかってきた。
そして、優斗が完全にきれた。
そして、フーリガンの男を殴った。
「おい! 彼女は関係ねぇ~だろうが!」
と言った。
フーリガンの男は、
「なんだよ。テメー」
と怒りくるって優斗を突き飛ばした。
優斗は、飛ばされていった。
そして、階段を転げ落ちていった。
その一瞬がスローモーションのようだった。
ゆっくりと優斗が階段から落ちていく。
周りの音が消えた。
何も聞こえない中、落ちていく。
優斗まって行かないで..
私を置いて行かないで..
「優斗~~」
気づいた時、私はそう叫んでいた。
階段の下で優斗は赤い液体に囲まれ
ぐったりと倒れている。
フーリガンの男はヤベって顔をして
一目散に逃げていった。
階段に残された、私と優斗
ふたりだけ
私は、優斗に駆け寄った。
優斗、優斗
呼びかけても反応を示さない。
優斗、死んじゃいや..
はっと私は、我に戻った。
病院に電話しないと..
じゃなくて、救急車呼ばないと
119
と、押した。
電話口から落ち着いた口調で
「救急ですか? 消防ですか?」
と聞かれた。
でも、私は落ち着けるはずもなく
「きゅ、救急です。」
「男の子が階段から落とされて」
「えぇっとえぇっと」
「と、とにかく助けてください。」
とすごい早口で叫ぶように言った。
電話の人は、相変わらず落ち着いた口調で
「救急ですね。」
「場所は、どこですか?」
と聞いてきた。
そうだった!
「えぇっと○○スタジアムです」
と少しだけ落ち着いて言った。
電話の人は、
「わかりました。」
「では、すぐ救急を向かわせますので
わかりやすいとところで待機していて
ください」
と言った。
私は、優斗のそばから離れた。
わかりやすいところに居なきゃと
走り出した。
救急車早く来て
早く、早く
早く来てよ。
呼んでから1分もたってないのに
ずっとそんなことを考えってしまっていた。
5分ほどして救急車のサイレンの音が
聞こえてきた。
き、来た。
救急隊員の人たちを優斗へと誘導した。
優斗は相変わらず呼びかけに反応しない。
優斗は、救急車に乗せられた。
救急隊員の1人に
「あなたも来てください」
と言われた。
私は、優斗と共に救急車に乗せられた。
できれば、死ぬまで乗りたくなかった。
ましてや、好きな人の付き添いとしてなんて..
サイレンの音がすごく大きな音で聞こえる。
優斗は優斗は私のせいで階段から落ちたんだ。
私が、要らない事を言って殴られたから
優斗が怒って突き落とされたんだ。
完全に私のせいじゃない!
優斗ごめんね..
ごめんね..
ホントごめんね..
謝っても謝っても謝りきれない
優斗の手を握りながら泣きじゃくった。
しばらくすると、救急車は止まった。
どうやら病院に着いたようだ。
優斗はそのままベットに乗せられて
連れて行かれた。
私は、待合室で待たされた。
いつのまにか涙も涸れていた。
ただ優斗の無事を祈った。
たぶんまだ1時間程度しか経ってない
けど、もう何十年もずっとここにいる
ような感じがした。
がんばれ優斗
ずっと一緒にいようって言ったのは
優斗なんだから優斗が死ぬなんて
ありえないよ
優斗、今どこに居るの?
大丈夫?
あたしのことわかる?
祈りながら待っていた。
よくわかんないけど
何かを待っている。
優斗..
なんだか人の気配がした。
顔を上げるとお医者様が立っていた。
「臼井さんのお連れの方ですか?」
と聞いてきた。
私は、
「はい..」
と答えた。
いきなり後ろから怒鳴られた。
あのフーリガンの男だ。
私たちは、無視するように歩き出した。
すると、フーリガンの男は
私の肩をつかんだ。
私は、ひっと声をあげた。
優斗は、状況を確認したみたいで
フーリガンの男に
「やめてください」
「彼女も嫌がってるじゃないですか!」
と少しやさしめに注意した。
フーリガンの男は謝るどころか
優斗につかみかかった。
「おい! に~ちゃん」
「俺に喧嘩売ってんだよ。」
「相手してやるぜ」
と言ってきた。
優斗は、フーリガンの男を
鋭くにらんだ。
私は、
「優斗、もうやめよ」
「こんな人ほっとけばいいよ」
と言った。
すると、優斗は少し落ち着いた感じだった。
しかし、相手のフーリガンの男は
ぜんぜん変わってない。
「おい!何、睨んできてんだよ。」
「やんのか、コラ!?」
と怒鳴り続けている。
そして、フーリガンの男は
暴れだした。
優斗は私をかばおうと私の前に立った。
優斗は、フーリガンの男に殴られた。
3,4発殴られている。
なんとかしなきゃと
「もうやめてください!」
っと言った。
すると、フーリガンの男が
私に殴りかかってきた。
そして、優斗が完全にきれた。
そして、フーリガンの男を殴った。
「おい! 彼女は関係ねぇ~だろうが!」
と言った。
フーリガンの男は、
「なんだよ。テメー」
と怒りくるって優斗を突き飛ばした。
優斗は、飛ばされていった。
そして、階段を転げ落ちていった。
その一瞬がスローモーションのようだった。
ゆっくりと優斗が階段から落ちていく。
周りの音が消えた。
何も聞こえない中、落ちていく。
優斗まって行かないで..
私を置いて行かないで..
「優斗~~」
気づいた時、私はそう叫んでいた。
階段の下で優斗は赤い液体に囲まれ
ぐったりと倒れている。
フーリガンの男はヤベって顔をして
一目散に逃げていった。
階段に残された、私と優斗
ふたりだけ
私は、優斗に駆け寄った。
優斗、優斗
呼びかけても反応を示さない。
優斗、死んじゃいや..
はっと私は、我に戻った。
病院に電話しないと..
じゃなくて、救急車呼ばないと
119
と、押した。
電話口から落ち着いた口調で
「救急ですか? 消防ですか?」
と聞かれた。
でも、私は落ち着けるはずもなく
「きゅ、救急です。」
「男の子が階段から落とされて」
「えぇっとえぇっと」
「と、とにかく助けてください。」
とすごい早口で叫ぶように言った。
電話の人は、相変わらず落ち着いた口調で
「救急ですね。」
「場所は、どこですか?」
と聞いてきた。
そうだった!
「えぇっと○○スタジアムです」
と少しだけ落ち着いて言った。
電話の人は、
「わかりました。」
「では、すぐ救急を向かわせますので
わかりやすいとところで待機していて
ください」
と言った。
私は、優斗のそばから離れた。
わかりやすいところに居なきゃと
走り出した。
救急車早く来て
早く、早く
早く来てよ。
呼んでから1分もたってないのに
ずっとそんなことを考えってしまっていた。
5分ほどして救急車のサイレンの音が
聞こえてきた。
き、来た。
救急隊員の人たちを優斗へと誘導した。
優斗は相変わらず呼びかけに反応しない。
優斗は、救急車に乗せられた。
救急隊員の1人に
「あなたも来てください」
と言われた。
私は、優斗と共に救急車に乗せられた。
できれば、死ぬまで乗りたくなかった。
ましてや、好きな人の付き添いとしてなんて..
サイレンの音がすごく大きな音で聞こえる。
優斗は優斗は私のせいで階段から落ちたんだ。
私が、要らない事を言って殴られたから
優斗が怒って突き落とされたんだ。
完全に私のせいじゃない!
優斗ごめんね..
ごめんね..
ホントごめんね..
謝っても謝っても謝りきれない
優斗の手を握りながら泣きじゃくった。
しばらくすると、救急車は止まった。
どうやら病院に着いたようだ。
優斗はそのままベットに乗せられて
連れて行かれた。
私は、待合室で待たされた。
いつのまにか涙も涸れていた。
ただ優斗の無事を祈った。
たぶんまだ1時間程度しか経ってない
けど、もう何十年もずっとここにいる
ような感じがした。
がんばれ優斗
ずっと一緒にいようって言ったのは
優斗なんだから優斗が死ぬなんて
ありえないよ
優斗、今どこに居るの?
大丈夫?
あたしのことわかる?
祈りながら待っていた。
よくわかんないけど
何かを待っている。
優斗..
なんだか人の気配がした。
顔を上げるとお医者様が立っていた。
「臼井さんのお連れの方ですか?」
と聞いてきた。
私は、
「はい..」
と答えた。

