さよならまでの49日

今度は、優斗の希望でサッカーの試合を

見に行くことになった

サッカーには、ぜんぜん興味はないけど

優斗が好きならとOKした。

それに、サッカーについても

少しだけ勉強した。

ルールくらいは、わかるように。

1週間後の日曜日に約束した。

1回目のデートからすっごく

優斗を気にしてしまう。

授業もまともに受けれないくらい..

やっぱり私は、優斗が好き。

とってもとっても好き。

私に対するいじめは、

体育倉庫の件からなくなりつつあった。

今は、普通に優斗と仲良く話すことができる

でも、いじめられてたときは、

みんなの視線が怖くて優斗と話すことが

できなかった。

やっと話せるようになったのが

幸せだった。

このままずっと大好きな優斗と一緒に

居られる。

それだけですごく幸せだった。

1週間がたった。

優斗との2回目のデート

サッカーについては、しっかり勉強したので

ルールくらいは、わかる。

これで、優斗とサッカーを楽しめる。

すごく楽しい時間を過ごせる。

集合場所に行った。

やはり、また優斗を

すぐ見つけることができた。

だって輝いてるもん。

優斗を見つけるのは、

世界で1番早い自身がある。

私は、優斗の後姿に声を掛ける。

「優斗!」

「おはよ!!」

優斗は、にこっと笑った

そして、

「なんかわり~な」

「お前、サッカーなんて好きじゃね~だろ?」

「ほんま、ごめん」

と言った。

私は、優斗の優しさが身にしみた。

ちゃんと私のことを考えてくれているんだ~

と思ったら笑みがこぼれてきちゃう。

優斗は

「なにニヤニヤしてんだよ」

と言っている。

私は、思わず優斗に抱きついた。

優斗は最初びっくりした感じだったが

やさしく抱きしめてくれた。

改めて優斗は、大きくて温かいな

と思った。

優斗の胸に顔を押し付けると

優斗の心臓の音が聞こえる。

当たり前のことだけど

優斗は、ちゃんと生きてるんだな

と実感した。

優斗は、

「そうだ!」

「俺のサッカー観戦に付き合わせた

 お詫びとしてジュースおごってやるよ」

と言った。

ここは、遠慮なく..

「ありがと^^」

と言った。

優斗に買ってもらってコーラを左手に

右手は、優斗の手を握っている。

『サッカーのスタジアムの中で

お前が迷子にならないように手を

繋いでやる。』

だって~

優斗かわいい!!

2人で手を繋いで歩いた。

大きな試合なのか観客はみんな

そわそわしている。

私たちは、席に座った。

すると、席の近くで大声で

叫びまくってる人がいた。

優斗は、少し顔をしかめながら

「あ~いうやつらのことをフーリガンってんだ。」

「あいつらは、試合観戦じゃなく暴れることを

 目的としてるやつらだから気をつけろよ!」

と言った。

私も少し聞いたことがある。

要注意人物と指定された人は、

スタジアムに入ることもできないらいし..

あんな人たちとは、絶対かかわりたくないよ。

プロの試合は初めて見たけどすごいってことは

一目瞭然だ。

優斗も私のことそっちのけで

試合観戦を始めてしまった。

優斗はほんとにサッカーが好きなんだな

と思う。

ひとつのことに一生懸命になれる優斗は

素敵だと思う。

一生懸命の優斗に見惚れ

初めて見るサッカーに見惚れた。

サッカーの試合は、勉強したおかげか

とても、楽しかった。

好きな人と楽しいことを共有すること

以上に幸せなことはないと思う。

そして、長くも短いサッカーの試合が

終わった。

優斗は

「ごめん.. 俺ばっか楽しんで..」

と申し訳なさそうに言うので

私は

「そんなことないよ!」

「すっごい楽しかったよ」

と言った。

すると、優斗は

「だよな~」

「サッカーって最高だよな!」

と言った。

私は、うん!!

と答えた。

そして、また手をつないで帰り始めた。